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◇試合後の記者会見での岡田武史監督の一問一答は次の通り。

--試合を振り返って。

引き分けでもいいということで、 受けに回るような戦い方はしたくないと、立ち上がり少し攻撃的な4-2-3-1の布陣で臨んだが、中盤のあいだあいだを使われてボールを回され、ピンチが 何回かあった。急いで4-3-3に戻して、なんとかディフェンスが安定したあと、いい形でFKから2点取ってくれた。

2点は怖い得点差 で、何とかもう1点取りたいと思ったが、チャンスがある中で取れず、相手が先にパワープレーしてきた。だが選手は動じることなく、カウンターから3点目を 取ってくれた。理想的な展開。冷静に、かつ激しく戦ってくれた選手たちに感謝したい。我々のチームは他のチームにない力がある。サポート陣を含めた27人 が一つになれる。サッカーがチームスポーツであることを証明できたと思う。終着点はここではない。次のパラグアイ戦に向けて、あすからスタートしたいと 思っている。

--日本は過去、海外のW杯で勝ったことがなかったが、ここで勝てた理由は。

いろんな要因があると思 う。このチームを引き受けた時、南アは冬だから暑くない、走れるサッカーがやれる環境にあるはずと思った。涼しい環境は、我々にプラスであったと思う。な によりチーム一丸となって、乗り越えて、初戦に勝てたことが大きな自信となって、本大会で世界相手に力を出せなかったのを、チームの力の中で個々の力をす べて出し切れるようになったのが大きい。

--相手がパワープレーで来たとき、いろいろ対処方法があったと思うが、動かなかったのは、どういう観察からか。

パワープレーに対する対策プランはいくつかあった。ただ、いいボールをけらさず、こぼれ球を拾う、ファウルをしないという原則を、しっかりやっていた。バ ランスを崩したくなかった。それが一番の要因。あの選手たちにヘディングの強い選手たちを入れても勝てる保証はない。それより、周りでカバーリングしてい る状況で我慢したほうがいいという判断だった。

--外国人の記者が本田に「何で日本はこんなにアグレッシブにプレーしているのか」と聞いていた。そして点も取った。こうした展開は、世界にすごくアピールできたと思うが。

正直言って、まだまだ、いろいろな意味で世界との差はあると思っている。互角に攻め合って、そこそこはやる。しかし同じ数のチャンスを作ったら、決定力の 差でやられる可能性が大きい。中盤のミスからカウンターを受けてピンチを作る。オランダ戦もそうだった。そういうところで結果を出すところから始めて、徐 々に自信を付けてきて、きょうのデンマークに対しては、メンタリティーで受けに入らせたくなかった。チームが成長してきてるので、それを止めたくなかっ た。「勇気を持って、リスクを冒して攻めて出ろ」という指示を与えた。

--予選(1次)リーグで見えたものは。

結果 として予選リーグを突破したというのはあるが、この3試合を通して、やはり世界の中でトップレベルと本当の試合をなかなかできない。W杯以外は親善試合し かできない。手探りの状況が「これぐらいでこれぐらいできる」「ここで無理するとやられる」ということを選手たちが肌で感じてつかみだしたのは非常に大き い。ボールをつないでいくのは得意、しかしカウンターを受ける、そのさじ加減の判断が、選手たちに出来るようになった。そこが一番大きい。

--序盤はトマソンに走られたが。

中盤を4人のゾーンにすると、幅を全部カバーできず、あいだあいだでけられる。トマソンもカバーできない。5枚の中盤にすれば、トマソンについていなかな くても、ストッパーがついていて、ボランチ一枚がディフェンスラインをカバーする。トマソンの動きもわかっていたが、2人のボランチだと対処できなかった のが現実。

--W杯に入って選手起用やシステムが大幅に変わったが、それがベスト16につながったと思うか。

今年に入ってから、結果が出なかった とかいろいろあるが、やはり我々のやろうとしているサッカーの中心となる選手たちの不調が続いていた。彼らが(調子が)戻るんじゃないかという期待をして いたが、踏ん切りをつけなきゃいけないところがきて、起用法やシステムを変えた。(原因は)日ごろ出ている選手のほうが、W杯の重圧が大きかった。(そこ で)思い切って決断しなきゃ、と。ある意味で当たったと言えるが、重圧がなければ、前のやり方でもいけたかもしれないと、自分の中では思っている。

--きょうの1勝は忘れられない1勝になるか。

W杯の勝利は、どれも忘れられない。ただ、自分としてはカメルーン戦での1勝が印象深い。きょうは深夜だし、疲れもあるんで、ホテルに帰ったら、すっと寝ると思う。

--この3試合を通じて、選手の力に驚いたこと、岡田監督の予想以上に頑張ったことはあったか。

中心になった(はずの)選手の力が上がらなかったと言ったが(調子が)戻ってきた選手もいるし、それ以外の選手が非常に調子を上げてきて、プラス要素が あった。自分にとってはラッキーだった。それがなければ、ここまで来られなかった。相手がパワープレーでしてきたときに、私の指示の声が通らなかったが、 選手たちは自分たちで対応していた。これは素晴らしいこと。ここまで出来るようになったんだと、うれしい驚きだった。
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